日赤熊本県支部も委員となっている阿蘇火山防災会議協議会(会長 阿蘇市長)が毎年実施しているこの訓練は、令和元年11月26日(火)、阿蘇中岳第一火口が噴火を起こし、火口付近にて多数の負傷者および不明者が発生したという想定のもと実施され、37機関250名が参加しました。
日赤熊本からは、常備救護班2個班、本部要員など総勢23名が参加し、災害対策本部がある阿蘇市役所と救護所が設置された阿蘇山上に分かれて活動しました。
阿蘇山上の現地訓練では、救護所を設置するとともに、傷病者のトリアージ、治療、搬送までの一連の流れを確認しました。活動にあたり阿蘇広域行政事務組合消防本部と協働したことで、相互理解が深まり、有事に備えた有意義な訓練となりました。