3月9日(金)に「平成29年度 赤十字防災ボランティア養成講習会」を熊本県支部主催で開催しました。
趣旨は、既存の赤十字奉仕団・ボランティアの増強、活性化はもちろん、赤十字が事業の柱と位置づける災害救護を支援する「防災ボランティア」の組織化につなげるため、赤十字の基本理念と活動を理解し、実災害等において有効な活動を展開できるボランティアの強化、養成を図ることにあります。
今回は、興味をもった一般、及び奉仕団等から19人の方々が参加し、非常食炊き出しや三角巾での傷の手当、担架搬送等のプログラムを行いました。
また、運営スタッフとして、支部職員に加え2人の支部指導講師(※)にも協力いただき、講習会を運営しました。
昼食は非常食炊き出し体験で、各自ハイゼックス袋を活用し炊飯したご飯と、防災ボランティア「萌の会」の皆さんの手作りカレーをいただきました。
同講習会はボランティアの養成が目的であるため、支部指導講師や現に活動している防災ボランティアと協働して実施できたことは、運営側、参加者側、双方にとって大変良い刺激となり、今後に向けて講習会等の開催の形を検証できたと思っています。
参加者からは「赤十字が病院以外にも様々な活動を行っていることを初めて知った」「三角巾の使い方は身につくよう定期的に講習を受けたい」などの感想をいただきました。
今後も多くの方々に参加していただき、防災についての知識や技術はもちろん、赤十字の様々な活動を知るきっかけになればと思います。
ご参加いただいた皆さま、協力いただいたボランティア各位、どうもありがとうございました。
※支部指導講師・・・奉仕団活動全般に指導・助言を行い、各団の団員に対する基礎研修やリーダー研修を充実させるために養成されたボランティアで、日赤の各都道府県支部から委嘱されています。