青少年赤十字
「健康・安全」「奉仕」「国際理解・親善」が実践目標。全国の教育現場で、子どもたちが自分で「気づき、考え、実行する」力を育んでいます。

青少年赤十字(Junior Red Cross)
青少年赤十字は、児童・生徒が赤十字の精神に基づき、世界の平和と人類の福祉に貢献できる人間に成長してほしいという願いから生まれました。
現在、国内の1万を超える幼稚園、保育所(園)、学校で青少年赤十字が採用され、学校教育の中で様々な活動を展開しています。
青少年赤十字では、「健康・安全」「奉仕」「国際理解・親善」の3つの実践目標と、「気づき」「考え」「実行する」という態度目標を掲げ、子どもたちが自ら『気づき、考え、行動できる』ようになることを目指しています。

「生きる力」×「JRC」
=「思いやりと行動力」
青少年赤十字の特徴
- ■ 青少年赤十字は、幼稚園、保育所(園)、小・中・高等学校、特別支援学校等の中に組織されており、学校・幼稚園の先生や保育所の保育士を指導者としていることが大きな特徴です。学校(園)の教育・保育方針に基づいて、自主的に青少年赤十字を採用し、子どもたちの発達段階や地域の実状など、実態に即して計画、実践することになっています。
- ■ 何を実践するかは学校や園の自由裁量です。日赤から、資料提供や研修会開催などの通知をいたしますが、強制力はなく、どのように活用するかはあくまでも学校や園が自主的に判断します。
- ■ 青少年赤十字は世界的な組織であり、世界192の国と地域に同じ理想を掲げ、実践している姉妹赤十字社の組織があります。国内の学校やメンバー間はもちろん、姉妹社の青少年赤十字メンバー同士の人、情報、物(国際親善アルバムなど)の交流も盛んに行われています。なお、青少年赤十字(Junior Red Cross)を略して「JRC」と呼びますが、外国では「Red Cross Youth(RCY)」と呼ばれることもあります。
- ■ 日本国内にも多くの仲間がおり、現在、約1万4,000校に約340万人の青少年赤十字加盟メンバーがいます。
熊本県内の加盟校・メンバー数
※下表は画面に収まらない場合、左右にスライドしてご覧いただけます。
校 種 | 学校(園)数 | メンバー数(人) |
---|---|---|
幼稚園・保育所(園) ・認定こども園 |
23 | 1,932 |
小学校 | 158 | 31,408 |
中学校・義務教育学校 | 93 | 20,665 |
高等学校 | 26 | 4,614 |
特別支援学校 | 0 | 0 |
合 計 | 300 | 58,619 |
(令和2年3月末現在)
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