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南スーダン紛争犠牲者救援で大塚医師派遣

掲載日:2016年12月09日(金) カテゴリ:お知らせ

大塚医師

12月9日(金)、紛争の続く南スーダン共和国で戦傷者や感染症患者等の治療にあたるため、第一麻酔科部の大塚尚実医師を派遣することとなり、病院正面玄関ホールで出発式を開催しました。赤十字国際委員会(ICRC)の「南スーダン紛争犠牲者救援事業」で、日赤からの派遣は2012年に開始され、同院からの派遣は3回目。大塚医師は、平成27年7~8月に続く2回目の派遣となり、同国マイウート(首都ジュバから北東に約500km)の医療施設等で、外科チームの麻酔科医として医療活動に従事します。3月まで約3カ月の予定。

当日は、90人の職員や来院者を前に、一二三院長から「4月に予定されていた派遣が、熊本地震で延期となっていた。現地は紛争が続き、40℃を超える暑さだが健康には気をつけて」と激励を受けた後、大塚医師は「銃創の重傷者などがいる光景に慣れることなく、またどんな環境であれ、目の前で苦しむ患者のために最善を尽くす」と決意を述べました。

「アフリカ最長の内戦」といわれる現地の南北スーダン内戦は、2005年に包括和平合意が署名され、その後、2011年に南スーダンが独立しましたが、2013年12月から政治抗争による民族間の武力衝突が勃発し、再び紛争状態となっています。同国では、長年の内戦の影響から、保健に関する人材や施設インフラが非常に乏しく、保健システムが脆弱で、マラリアをはじめとする感染症やコレラ等の下痢性疾患による慢性的な脅威に加え、紛争によって銃火器による重傷者や性暴力の被害者が急増しています。

「医療は世界共通なので、日本でやってきたことをやるだけ」という大塚先生、どうか気をつけて・・・。
一同、ご活躍を祈ります!

(振興課)

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